2022年07月21日
点字が道開いてくれた

2022年7月20日 四国新聞記事より
「点字が道を開いてくれた」
不発弾で視力、手首を失った藤野高明さん。
新聞記事を見たとき、大阪の点字の講習会で会った方だと思いました。
藤野さんは終戦の翌年、不発弾だと知らずに持ち帰り、遊んでいて視力と両手首を失いました。
点字が読めないからと盲学校には通えず、舌や唇で点字を読む人の存在を知り、大阪の盲学校に編入。
通信教育で大学を卒業し、教員採用試験を経て社会科教諭を30年間勤められました。
私がお会いしたのは6~7年前になります。
点字は指で読む文字と思い込んでいた私は、講習会でお会いした時はびっくりしました。
生い立ちや、点字についての思い、戦争についてなどを、舌で資料を確認しながら話して下さいました。
ウクライナで犠牲になっている子どもたちに、ご自分を重ね合わせ、ウクライナに270万人いるという障害者の行く末に心を痛めておられるそうです。(プチ)
Posted by ののちゃん at 10:58
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