2011年01月04日
今日は「ルイ・ブライユ」の誕生日 「世界点字デー」

現在、世界中で使われている点字は、フランスのルイ・ブライユ(1809年1月4日~1852年1月6日)が16歳の時に考案したものです。
ルイ・ブライユは3歳の時の怪我がもとで、失明し、パリの盲学院(盲学校)で学んでいましたが、当時使われていた本は紙に普通の文字を浮き上がらせたもので、読むにも書くにも難しいものでした。ブライユはなんとか自由に速く読み書きができるものはないかと研究・努力をし、点字ができました。
日本では1887年にローマ字式の点字が初めて使われました。その後、日本語の点字を作りたいとの思いから、盲学校の先生や生徒達が案を出し合い、1890年、教員の石川倉次(いしかわくらじ)の案が日本の点字として採用されました。
現在、日本では、この点字ができた11月1日を「日本点字制定記念日」としています。
1999年にWBU(世界盲人連合)がルイ・ブライユの誕生日を「世界点字デー」と制定しました。(ののちゃん)
Posted by ののちゃん at 08:00
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