2011年03月07日
バイオリンでコンサートミストレス!

2011年2月25日 四国新聞「時の人」より
コンサートミストレス、聞きなれない言葉ですが、オーケストラのまとめ役の女性コンサートマスターのこと。
この日の「時の人」は、甲南女子大管弦学部で約1年コンサートミストレスを務めた全盲女性の荒木温子(あつこ)さん。
コンサートミストレスはバイオリンの第1パートの首席奏者が担い、アイコンタクトで全体をまとめているという。
荒木さんは2歳でバイオリンを始めたが、中学1年生で視力を失ったため、楽譜はCDを聴いて覚え、他のパートの動きは音で想像し、またその楽器を演奏して感触をつかんだそうだ。
演奏は、彼女の息遣いを聞き逃すまいとするメンバーの集中力も高まり、呼吸はぴったり合ったものになったそうです。
この春卒業の荒木さんは「卒業後も趣味でバイオリンを続け、仲間と病院で開くボランティア演奏会を続けていきたい」とのこと。(ののちゃん)
Posted by ののちゃん at 07:00
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