2011年05月28日
東日本大震災 現地ルポより(点字毎日)
2011年 5月26日 点字毎日より
白杖など147品目届ける
日本盲人福祉委員会の「東日本大震災視覚障害者支援対策本部」が取り組んだのは、まず安否確認。その次に取り組んだのが、グッズの配布、
配布したグッズは、「白杖」「音声時計」「点字器」「ラジオ」「ルーペ」「携帯電話用充電器」など。
特にラジオについては、「手元に置いて緊急地震速報だけでも聞きたい」との声が多かったとのこと。
ということは・・・・
これらのグッズは、大きな災害時、まず必要となるため、普段から身近な場所に置き、確認をしておくことが大切のようです。
その他に行った支援は、病院情報、瓦礫や泥の撤去、三療免許の再発行サポート、他の地域への移転の橋渡しなど。
ただ、同本部は、被災者の把握はごく一部で、障害者手帳を持たない人の把握は難しく、各自治体による把握を促しているそうです。
被災した視覚障害者の声として
「避難所では、いつも白杖を持っていて周りに自分の状況を知らせる方がいい」
「周りの状況を把握したり、食事、風呂、掃除の規律に従って動くのが大変だった」
「テレビの、地元放送はすべてテロップだったので、副音声がほしかった」
などの声が上っていました。(ののちゃん)
Posted by ののちゃん at 07:00
│防災