2011年12月01日
触図筆ペン 絵描く楽しさ教えたい

2011年11月24日 四国新聞より
本年度の教育実践優秀教員に選ばれた香川県立盲学校の美術教諭、栗田先生。
視覚経験が少ない子ほど絵を描くことに苦手意識があると感じ、インク代わりに蜜蝋を使い、描線に触れることができる「触図筆ペン」を開発。
試行錯誤を重ね、東京の町工場の協力を得て完成。仕組みは、ヒーターを巻いたアルミ製の筒に蜜蝋を入れ、ペン先から蜜蝋が出る仕組み。線の太さなども調節でき、子どもたちは、描いたものをすぐに確認できる。
先生は、「身近にいる私たちが気づいて工夫しなくては」と話されている。
なお、先生の実践は小学校の社会の教科書にも取り上げられている。(ののちゃん)
Posted by ののちゃん at 07:00
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