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Posted by あしたさぬき.JP at

2013年12月24日

「ぐりとぐら」点字つき絵本に


    「ぐりとぐら」点字つき絵本に
この絵本は子どもに大人気の絵本で、「ぐりぐら ぐりぐら ぐりとぐら」・・・と声を出しながらよく読みました。

今回、2匹の野ねずみが登場する人気の絵本「ぐりとぐら」が点字つき絵本として11月に発売されています。
透明の樹脂インクで絵と点字を盛り上げて印刷し、墨字も原作より一回り大きくてくっきりしている。
「ぐり」はストライプ模様、「ぐら」はドットの模様で、区別できる工夫があり、ほかの部分も触って分かるようにデフオルメした触図になっている。

発行は福音館書店から。
価格は3885円(税込)。
一般書店でも注文できます。(ののちゃん)

  


Posted by ののちゃん at 08:00本紹介

2013年08月17日

書評合戦の「ビブリオバトル」


 日本ライトハウスで「ビブリオバトル」
「ビブリオバトル」とは、読書家がお勧めの本の魅力を語って観戦者が投票でチャンピオンの本を選ぶもの。
各地の図書館で広がっているが、今回、点字・データー化された本を対象にして日本ライトハウスで「ビブリオバトル」が開催された。

5人の発表者が各本の面白さをアピールし、40人の観戦者が投票。
点字使用者である大阪市の藤野高明さん紹介の「米朝ばなし上方落語地図」が最多票を獲得。

暑い夏、落語で笑いながら暑さを吹き飛ばすのもいいかもです。(ののちゃん)



  


Posted by ののちゃん at 08:00本紹介

2013年07月09日

ノンタンじどうしゃぶっぶー


この猫ちゃんは、ののちゃんが毎朝のウォーキングで出会う猫の一家。
下にまだ同じ猫が5匹います。
毎朝の顔なじみで、逃げずに「おはよう」です。

そこで、猫の絵本、点字付き絵本「ノンタンじどうしゃぶっぶー」の紹介。
「ノンタン」シリーズは書店でよく見るほんですが、この度、点字付き絵本「さわるめいろ」と一緒に発売された3冊の中の1冊です。

目が見える子も見えない子も一緒に楽しめる工夫がたくさんあります。
絵の部分は盛り上がる樹脂が使われていて触って確認できます。
また、触って分かりやすいように、樹脂の位置をずらしたり、複雑な線はシンプルにする工夫もみられます。

ののちゃんが、びっくりしたところは、少し大きく描かれたノンタンが、樹脂では少し小さく描かれていること。
この本を読む対象は小さい子が多いため、その子達の手のサイズを考えてのことだろうと思いました。

また、絵本に出てくる自動車は、上を向いたり斜めになったりしていますが、樹脂はすべて本に平行に描かれています。
触読は左から右に読むことが多いため、そのことを考えてのことかなと思いました。

この絵本は、一般書店でも購入できます。見つけたら手にとってみてくださいね。
そうそう、さぬき市の志度図書館では、新着絵本のコーナーにおいてありましたよ。(ののちゃん)  


Posted by ののちゃん at 08:33本紹介

2013年07月08日

夏休み、絵本はいかが


7月の例会より
8月10日(土)、ライトは第27回香川県子ども文庫まつり(坂出市大橋記念図書館)に参加します。
イベントの一つに絵本作家・田島征彦(ゆきひこ)さんの講演があります。

例会では、会員のWさんから田島さんの絵本を見せてもらいました。
田島征彦さんには双子の征三(せいぞう)さんがおられ、二人とも絵本作家です。
ののちゃんは初めて見る本で、例会の後、図書館で借りてじっくり読みました。
そこで、紹介・・・・

 「じごくのそうべえ」 作 田島征彦
 これは表題の通り、地獄のお話。地獄に落ちたそうべえさんは・・・・。
 絵がこわい、地獄もこわいけれど、やめられない・・・・。

 「とべバッタ」 作 田島征三
 恐ろしい天敵から身を守るために、小さな茂みに隠れ住んでいたバッタが決心して大空にはばたくお話です。

 
それと、図書館では見つけられなかった「やまからにげてきた」
なんと、表紙と、裏表紙から二つのお話が始まり、真ん中でつながります。
夏休みのひと時、じっくり考えることのできる絵本ですよ。

それと、田島さんの本ではないのですが、もう1冊紹介してもらいました。

 「がんばらなくても大丈夫 台所防災術」 
           坂本廣子・坂本佳奈 著   農文協発行
ふだんの暮らしが自然に備えになる「がんばらない防災」。阪神・淡路大震災で被災した料理研究家親子が、今必要な暮らしの備えを台所目線でまとめた本です。すぐに実践できる工夫がたくさんあり、楽しく読める1冊です。(ののちゃん)
  


Posted by ののちゃん at 09:29本紹介

2013年06月19日

点字つき絵本「さわるめいろ」紹介


これは点字つき絵本「さわるめいろ」
見えない人も見える人も一緒に絵本を楽しみたいという全盲の女性の思いが実り、出版社や印刷会社が協力して出版された点字つき絵本3冊の中の1冊。
3月30日の朝日新聞の記事には、「さわるめいろ」を持った女性の写真が載っている。

迷路というと、どこかがあいていて、うまくたどっていくと、出口に行くことができる。
しかし、この「さわるめいろ」の線はつながっている・・・・???

これはどうなっているの???
?がつのり、ののちゃん、買いました。

線の上には点があり、線ばかり見ると、点が分からなくなり・・・・
点をたどるのも大変!
両手を使い、出口まで行けたときは、思わず、「やったー」と言いました。
これは楽しい!

この「さわるめいろ」、一般の書店にあります。
価格は、1900円+税
書店で見つけたら手に取ってみてくださいね。(ののちゃん)





  


Posted by ののちゃん at 08:00本紹介

2013年02月01日

「津波!!命を救った稲むらの火」



  絵本「津波!!命を救った稲むらの火」
「稲むらの火」は、安政の南海地震(1854年)の時の和歌山県であった本当のお話。
海の異変に気付いた主人公が、高台にある収穫したばかりの自分の稲むらに火をつけ、海沿いの住民を大津波から救った内容。
以前に教科書にも載ったことがあるが、大震災以後また注目が集まっている。

小泉八雲 原作 
高村忠範 文・絵  
汐文社

今回、この絵本を点字絵本にしてさぬき市点訳サークルコスモスが香川県内の点字使用者に配布している。
「点字絵本」とは、文字は点字で、絵は点図であらわしたもの。

希望されるかたは、さぬき市社会福祉協議会まで
  ℡ 0879-52-2950(8時30分~17時まで)

 また、さぬき市在住の点字使用者には、さぬき市広報の点字版も無料で送付しているので、希望される方は、同社協まで。

(ののちゃん)  


Posted by ののちゃん at 09:41本紹介

2012年10月24日

名画に触れる!


   触れる世界の名画集 
                9・29点字毎日より
日本点字図書館から、「触れる世界の名画集」が発行された。
西洋の代表的な絵画12点を半立体の図版で紹介。
点字と大活字の解説文がある。
表紙は「ビーナスの誕生」を一部クローズアップしたもので、顔の形や向き、髪型などが触ってわかるように凸凹で表現されている。
全国の盲学校と図書館に配布されているそうだが、個人購入も可能。
1冊7500円で、自治体の点字図書給付の事業対象。
   問い合わせは、
日本点字図書館点字制作課 電話03-3209-0671

 手で見る北斎 神奈川沖浪裏(かながわおきなみうら)
                         10・18点字毎日より
私設美術館「ギャラリーTOM」と視覚障害者芸術活動推進委員会が、「手で見る北斎 神奈川沖浪裏」を刊行。
葛飾北斎の「富獄三十六景」の一つで、波の向こうに富士山があり、船が三艘描かれているもの。
触察本は、絵の外枠の線が盛り上がり、触って分かるようになっている。
この本は、全日本社会貢献団体機構の助成で、全国の盲学校に無償配布される。
販売もあり、1冊4500円。
   問い合わせは、
ギャラリーTOM 電話03-3467-8102
(ののちゃん)
  


Posted by ののちゃん at 08:00本紹介

2012年10月21日

点字利用者に辞書を引く醍醐味を!


   点字利用者に辞書を引く醍醐味を!
桜雲会点字出版部から、「言葉の宝石箱」と題する辞典、全12巻が発行された。
著者は、点字利用者の岡村さん。
普段から点字を大切にしている人に、辞書を引く醍醐味を感じてほしいと話している。

特徴の一つは聞き誤りやすい言葉を見出し語として扱っていること。
例えば・・・( )内は正しい言葉。

カドニウム(カドミウム)
マニュキア(マニキュア)
シュミレーション(シミュレーション)
キューイフルーツ(キウイフルーツ)
こぼれび(こもれび)など

正しい点字の確認もできる
例えば・・・分かち書きをすると・・・

非武装地帯(ヒブソー■チタイ)
非人道的(ヒ■ジンドーテキ)
非日常的(ヒ■ニチジョーテキ)
非課税(ヒカゼイ) など
 「非」という漢字を使うマス空けのように、言葉によって変わる分かち書きの用例も示している。

また、増えつつあるカタカナ語や外来語、慣用句、四字熟語などもとりあげている。

自分で納得して自信を持って言葉をつかってほしいというのが、辞書全体を通じての願い。
点字データを希望する人も多いと思うが、今のところ提供の予定はないとのこと。
電子辞書は、言葉を入力して呼び出すが、紙の辞典は自分から探しにいく作業。
この醍醐味を紙の点字で味わってほしいと、岡村さんは語っている。

価格は6万円。日常生活用具給付制度の対象となる。

問い合わせは、
   桜雲会 電話03-5337-7866

公渕公園で見つけたどんぐり(ののちゃん)  


Posted by ののちゃん at 08:00本紹介

2012年09月15日

ちょっと面白い辞典の話

 
    ちょっと面白い辞典の話 (8・28四国新聞参照)
これは「広辞苑」・・・と言っても「広辞苑第六版」
そうそう、あの分厚くて重い辞典です。

点字は仮名文字体系のため、点訳をする時、漢字の読み方が大切です。
そこで活躍するのが辞典。
いろんな辞典を駆使して調べます。

日本語は面白くも難しく、同じ漢字でも違う読み方があり、辞典は大活躍。

しかし、いろんな会社から、たくさんの辞典がでており、国語辞典一つをとってみても個性にあふれます。

そこで、点訳をする時、最終判断の基準になるものは、「広辞苑第六版」

なぜ「第六版」とついているかというと、・・・・・
第六版は第五版に比べると、1万語も多く新語が掲載されているから。

そこで、面白い辞典の話。
広辞苑の厚さは、8センチと決まっています。
なぜかというと、機械で作ることの出来る本の厚さの限界は8センチ程度だから。
でも、1万語増えた六版も、五版と同じ厚さって、どうして?

それは、版を重ねる度に紙がどんどん薄くなっているから。
現在の「広辞苑第六版」は厚さ50ミクロン。強さも必要なので、開発に5年もかかったそうです。

いつも、「広辞苑第六版」を横において点訳や校正をします。
調べる言葉の周りに、思わぬ言葉を見つけ「フムフム~」と思う事も多いです。

点字や校正に集中して、パラパラと辞書を引く時間。ののちゃんの楽しい時間です。(ののちゃん)



  


Posted by ののちゃん at 08:00本紹介

2012年06月30日

盲導犬サフィー、命の代償

 
今日は本の紹介です。

「盲導犬サフィー、命の代償」
熊澤さんと、盲導犬サフィーを襲った突然の悲劇。
交通事故でサフィーを失った熊澤さんにある現実がつきつけられる。
盲導犬は歩行補助具と同類とし、加害者からわずか20万円の損害補償額が示された。
盲導犬は「物」でしかないのか?

この思いはやがて盲導犬の社会的価値を問う裁判へと進んでいく。

サフィーと熊澤さんの日々をつづったノンフィクション。

価格:1200円(税別) 講談社
  ※夏休みの1冊にどうですか?

もうすぐ7月、ののちゃんの家のゴーヤもこんなに伸びましたよ!(ののちゃん)
  


Posted by ののちゃん at 08:00本紹介

2012年06月14日

「さわっておどろく!」発刊

 
   「さわっておどろく!点字・点図がひらく世界」
触覚をテーマに、点字や点図のもつ表現の奥深さなどを解説した墨字図書。
「さわっておどろく!点字・点図がひらく世界」が発売された。

「触察」によって得られる発見や面白さを具体例をあげて解説。
その代表例として「点字」を紹介。
点字の歴史や基本知識、点図の作り方なども分かりやすく学べる。
巻頭には、点図で描かれた木星の口絵もある。

著者は、国立民族博物館准教授の広瀬浩二郎さん(全盲)と、京大で点図教材製作に取り組む天文学者の嶺重慎さん。

同書は、岩波ジュニア新書 880円(税別)

夏休みにいかがですか?(ののちゃん)



  


Posted by ののちゃん at 08:00本紹介

2012年05月19日

バリアフリー絵本「ホシオくん天文台へゆく」

 
21日の天体ショー、見られるといいですね!
そこで、この絵本の紹介です。(2012 5月17日 点字毎日)

バリアフリー絵本「ホシオくん天文台へゆく」
星を見るのが大好きな「ホシオくん」が太陽系の星や、もっと遠い星を見るお話で、天文台にいる「ウチュウさん」からいろんなお話を聞きます。

この絵本は京都大学大学院理学研究科の教授らによって完成したもので、活字版とともに、点図付きの「点字版」「音声版」の3種類を製作。点図版は、星や星雲の模様などを大中小の三つの点の組み合わせで表現。

活字版は、読書工房の発行で、945円(税込み)。 
点字版と音声版は社会福祉法人桜雲会(おううんかい)発行。
  点字版等は6月頃発売とのこと。

ののちゃんは点図がみたいなぁ~と思っています。(ののちゃん)
  


Posted by ののちゃん at 08:00本紹介

2012年04月14日

飛び出す絵に夢中!

 
2012年4月8日 四国新聞より

ページをめくるといろんな絵が立体的に飛び出る絵本。
子どもの頃、この本がほしくて、ほしくて・・・・。

時々本屋さんで見本の本を手にとることがありますが、とても精巧で音のでるもの、触った感触が違うものなど、魅力的な本がいっぱいです。

本屋さんにもありますが、高松市中央図書館には、500冊もの仕掛け絵本が揃っていて、借りることもできるそうです。
新刊はすごい人気だそうですよ。
「物語のイメージがしやすく、子どもが本を読むきっかけになる」とは担当者の言葉。

4月23日からは「こどもの読書週間」。
図書館で探してくださいね!(ののちゃん)

  


Posted by ののちゃん at 08:00本紹介

2012年02月16日

野球ファンの方へ

 
寒い日が続き、インフルエンザは流行のピークです。
ののちゃんの遠方にいる家族も、あんまり音沙汰がないので、連絡をすると、順番にインフルエンザにかかっていました。
1度インフルエンザにかかっても、型の違うものには感染するので、注意が必要だそうですよ!

野球ファンの方が待たれていた「2012年プロ野球選手名鑑」が、点字毎日より3月23日に発行されます。
セ・パ各チームの監督を含む60~70人を収録。
選手のコメントや、公式戦全日程も掲載しているそうです。

A4版、本文約240ページ、リングとじ製本。
定価:4000円(原本価格800円)
公費助成制度を利用される方は、点字毎日より「発行証明書」がでます。
お申し込みは、点字毎日 電話06-6346-8388 まで

あ~寒い!ここらでお茶でも・・・・。(ののちゃん)

  


Posted by ののちゃん at 10:30本紹介

2011年09月14日

「中途視覚障害者のための点字入門」

 
点字毎日より
日本点字図書館から点字の学習書「中途視覚障害者のための点字入門」が発行された。

これは、「点字入門2002年版」のタイトルと内容の一部も改めたもので、付属の音声解説CDを聴きながら点字の触読を学ぶことができる。
見開きの左のページは墨字のみで、触読者がどの部分を読んでいるかわかる。
点字はパーキンスブレイラーと同じサイズのUV点字を採用。

「中途視覚障害者のための点字入門」は6000円。市町村により公費助成制度の対象となる。

問い合わせは、
日本点字図書館 電話03-3209-0241 まで

(ののちゃん)
  


Posted by ののちゃん at 07:00本紹介

2011年08月25日

点字の観光ガイドブック「タビリエ東京」

 
  「タビリエ東京」の紹介
視覚障害者に旅行を楽しんでもらおうと、京都ライトハウスは点字の観光ガイドブックの製作に取り組んでいる。今までに「京都」「北海道」「九州」「四国」を発行し、今回は5作目となる。
「タビリエ東京」は市販本をもとに、飲食店や土産物など豊富な情報を満載。
サイズはB5版、全5巻で664ページ。バインダー形式なので、必要な箇所を取り外して持ち歩ける。

このシリーズはワコールの労働組合からの資金援助で製作をし、その費用で製作した分は点字図書館や盲学校に寄贈しているとのこと。

購入も可能で、「タビリエ東京」は1セット1万8500円(原本価格840円)。

申し込みは
京都ライトハウス情報製作センターへ  電話 075-462-4446まで

(ののちゃん)
  


Posted by ののちゃん at 07:00本紹介

2011年08月16日

「助かる」「助ける」視覚障害者のための防災対策マニュアル

 
少し長い名前が付いた本ですが・・・
  みんなで知っ得「助かる」「助ける」
     視覚障害者のための防災対策マニュアル
この本は、視覚障害者自身が災害から「助かる」ためには、またより支援者として「助ける」ためにはどのような行動をとらなくてはならないかを、より具体的に紹介しながら説明しています。

例えば、災害を想定して白杖は枕元に。枕元にあるだけで、動きやすさがちがってくるし、安心感も得られる。
また、枕元には、安全に確認するための手袋、また靴やスリッパを。それと予備の白杖が大変役立つことも書かれています。

発行:日本盲人社会福祉施設協議会 情報サービス部会
電話:03-3357-9579
定価:1300円

(ののちゃん)

  


Posted by ののちゃん at 07:00本紹介

2011年06月01日

点字絵本を見つけました!


とある場所で手作りの「点字絵本」を見つけました。
絵は布や紙など、いろんな素材で作られています。パイナップルはまわりが硬くて触ると痛い・・・あの感じそのままです。

本自体はあまり大きくなくて、A4サイズくらいの扱いやすい本です。

墨字の上には、ライトと同じようにタックペーパーに点字を付けたものが貼ってあります。

製作グループは「点字絵本サークル」。

素敵な絵本の紹介です。(ののちゃん)



  


Posted by ののちゃん at 07:00本紹介

2011年04月15日

「視覚障害被災者の10年」を読み返して

阪神・淡路大震災メモリアルイベントの記録
「視覚障害被災者の10年」
特定非営利活動法人 神戸アイライト協会:編
2005年9月発行

本書は2004年12月に神戸で開催されたフォーラム
「あの時、わたしたちは! -視覚障害被災者の10年ー」
を多くの人に伝えたいと
フォーラム当日の記録を1冊の本にまとめたものです。

今、この本を読み返してみて
被災した視覚障害者の方の体験談、
基調講演、基調報告など
当事者の方々の話に改めて胸を打たれます。

災害が起こった時の課題を
具体的にわかりやすく伝えてくれています。

フォーラムを主催された方々の
「あの時、視覚障害者はどのように避難したのか
ボランティアは何が出来たのか
救援体制はどのようだったのか等について
改めて検証し、今後に向けての発信をしたい」
の願いを
私たちは受け止め、これからに活かしていかなくてはいけないと
改めて強く思いました。(yoko)



  


Posted by ののちゃん at 00:07本紹介

2011年02月11日

本の紹介 -盲導犬ー

 
今日は「盲導犬アンドリューの一日」の紹介。
この本は、黒い毛のラブラドールレトリバー5歳の盲導犬アンドリューの目を通して描いた、盲導犬の一日をわかりやすく、時にユーモラスに描いた絵本です。

作:松井 進
絵:鈴木びんご

この本はいろんな形で出版されています。

一般出版・・・ポスト社(有)
マルチメディアデイジー版・・・ポスト出版
音訳版(朗読テープ)・・・ポスト出版(有)
点訳版・・・(有)オフィスリエゾン
大活字版・・・視覚障害者読書支援協会(BBA)
FDブック版・・・(有)グーテンベルク21

私は墨字版と点訳版の本を持っていますが、交差点や駅、階段などでの盲導犬の動きなどわかりやすく書かれています。また点訳版は文字の部分のみの点訳でサイズはは小さいですが、赤いバインダーで、フェルトの犬の栞がついた素敵な本です。(ののちゃん)

  


Posted by ののちゃん at 08:00本紹介