2022年06月16日
点字冊子ができました!

点字冊子、2冊完成!
点字冊子が出来ました!
ライト会員が点字の勉強をしながら完成したものです。
パーソナル会員への貸し出し、また点字を読む練習として使います。
ちょいと読めるお話です。
いいものが出来ました。(プチ)
2022年05月12日
点字冊子ができました!

点字冊子ができました!

ライト会員が、点字の練習で四国新聞の小説を点訳しました。
点字で10ページ位あります。
ライトのパーソナル会員への貸し出しと、会員の点字を読む練習に使います。
会員が1年間点字の勉強をした成果です。(プチ)
2020年05月30日
プチの点てんクイズ

アジサイが咲きました

挿し木から育てて○○年!今年も綺麗です。
みなさん、お変わりないですか?
プチこと私は、巣ごもり点訳の毎日です。
時代小説を点訳しています。点訳の先の内容が
気になります。 落ち着いて点訳をしなくては・・・・・・
さて、プチの点てんクイズです!
1.次の言葉を読んで点訳してみましょう。
① 好事魔多し
② 灯台下暗し
③ 間髪を入れず
2,次の点訳で、仮名遣いの正しいものはどれ?
① 自尊心が傷つく
ジソンシンガ■キヅツク
② 城を築く
シロヲ■キズク
③ 心尽くしの品
ココロヅクシノ■シナ
④ いやいや頷く
イヤイヤ■ウナヅク
↓
↓
↓
(答え)
1.
① コージ■マ■オオシ
② トーダイ■モト■クラシ
③ カン■ハツヲ■イレズ
2.正しいのは ② ③
① ジソンシンガ■キズツク
④ イヤイヤ■ウナズク
1.は点訳で間違いやすいものです。
2.は「づ」「ず」の使い方に気を付ける語です。

それでは、また・・・・・・ 

2020年05月25日
プチの点てんクイズ

この木(?)何の木・・・・

これは、種から育てたアボカド
1年半で80㎝くらいに・・・
いつ実がなるのやら・・・・・少し楽しみ!
プチの点てんクイズ
1.次の漢字4字の熟語の点字の分かち書きで
間違ったものはどれ?
① 不可抗力 フカコーリョク
② 傍若無人 ボージャクブジン
③ 臥薪嘗胆 ガシンショータン
④ 不倶戴天 フグタイテン
⑤ 五里霧中 ゴリムチュー
⑥ 不協和音 フキョーワオン
↓
↓
↓
(答え)
④ ガシン■ショータン
臥薪・・・薪の上で寝ること
嘗胆・・・苦い肝をなめること
それぞれの意味があるので区切ります。
☆ 間違いやすいのが五里霧中
五里霧で1語
道術によって起こすという五里四方に
立ちこめる霧のこと。


それでは、また・・・・・・
元気にお過ごしください。(プチ)
2020年04月27日
プチの点てんクイズ

今年も、キクモモの花が咲きました。
みなさん、お元気ですか?
きっと、それぞれの場所で頑張っておられることでしょう。
平凡な毎日というものが、どれほど得がたく
また、多くの人たちによって支えられていたのかを、
身にしみて感じます。
さて、2回目の
「プチの点てんクイズ」です。
1.次の数字の点字表記で、正しいものはどれ?
(■は点字では1マス空ける所です。)
① 数3ズノ■カワヲ■ワタル
② ヒトノ■サンハン■キカン
③ 「サンゴクシ」ヲ■ヨム
④ ガッコーノ■数3シャ■メンダン
2.次の四字熟語で、点字で数字の1
を使うのはどれ?
① 一日千秋
② 一生懸命
③ 一部始終
④ 一心不乱
↓
↓
↓
(答え)
1. 正しいのは④
① サンズノ■カワヲ■ワタル
② ヒトノ■数3ハン■キカン
半円形の三つの器官
③ 数3ゴクシヲ■ヨム
魏・呉・蜀の三国
2. 正しいのは①
① 数1ジツ■センシュー
×数1ニチ ○数1ジツ
② イッショー■ケンメイ
③ イチブ■シジュー
④ イッシン■フラン
※ 点訳ナビゲーターに載っています。
三半規管や三国志は調べると3に意味が
あることが分かりますよ。
それではまた

元気な日々を ・・・・・・ (プチ)
2020年04月18日
プチの点てんクイズ

みなさん、お元気ですか?
ツツジも咲き始めています。
季節はいつも通りに進み、今年も綺麗です。
ライトの例会では、毎回、点字の勉強をしています。
点訳の分かち書きを、あれこれ言いながら楽しく学んでいます。
なかなか会えないので・・・・・
気まぐれにですが、クイズのようにあげてみようと思います。
時間のある時に楽しんでくださいね。

毎年、点字技能師の資格試験がありますが、その試験問題から抜粋したいと思います。

それでは・・・・・
1.次に上げる慣用句の分かち書きは?
① 一頭地を抜く
② 塞翁が馬
③ 一敗地に塗れる
④ 好事魔多し
2.次に上げる語の「日本」の読み方は?
① 日本永代蔵
② 日本放送協会
③ 日本点字図書館
④ 日本国憲法
↓
↓
↓
(答え)
1.① イットーチヲ■ヌク
② サイオーガ■ウマ
③ イッパイ■チニ■マミレル
④ コージ■マ■オオシ
※ 点訳ナビゲーターを使っていろんな慣用句を調べるのも面白いですよ。
2.① ニッポン■エイタイグラ
② ニッポン■ホーソー■キョーカイ
③ ニッポン■テンジ■トショカン
④ ニホンコク■ケンポー
※ 固有名詞には「ニホン」「ニッポン」の読み方があり、
点訳する時は気を付けます。
それではまた・・・・・・ (プチ)
2019年10月31日
栗林小学校で点字学習

栗林小学校で点字学習
10月30日(水)、点字サークル・ライトのメンバー4人で栗林小学校に行きました。
今回は、そのメンバーから聞いての報告です。

1・2校時は5年1組、3・4校時は5年3組が、点字の学習をしました。

これは、アイマスクをして、バラバラの靴下を組み合わせていくもので、不自由さと、その工夫を考える体験です。
次は、点字の仕組みを学習し、読み書きの基本を勉強しました。
少しややこしい所ですが、みんなよく聞き、手も上がり、積極的に学習ができました。
点字での名前の書き方も学びました。

いつもこの辺りから、みんなのりのりになります。
プチこと私は今回は参加していませんが、皆さんの様子が見えるようです。
学んだ名前の書き方で、点字名刺を作りました。


自分で色を塗ったクリスマスツリー

ずれないように貼るのはむずかしいけれど・・・・
丁寧に・・・とても綺麗に出来ました!
今回、ライト作製の点訳絵本「だいじょうぶだいじょうぶ」「ともだちや」「はなちゃんのみそ汁」なども持って行きましたが、たくさん見て触ってもらいました。
よく聞き、積極的で、学習は進み、予定した以上のことが出来たそうです。
ライトメンバー4人は、とても気持ちよくホクホクしながら帰ったそうですよ。
栗林小学校のみなさん、ありがとうございました。

2013年06月22日
点字技能チャレンジ講習会参加者募集

点字技能チャレンジ講習会参加者募集
これは、毎年11月にある点字技能師検定試験(厚生労働大臣認定)のためのチャレンジ講習会ですが、点字技能師を目指す方のみならず、点字の勉強をされている方にもおすすめの講習会です。
日時:平成25年8月3日(土) 13時~18時
4日(日) 9時15分~16時45分
会場:玉水記念館2階小ホール(大阪市西区江戸堀1丁目10-31)
参加費:4000円(資料代、模擬試験代を含む)
定員:30名(先着順)
締切:7月10日(水)
スケジュール
3日(土)
12:00~ 受付開始
13:00~13:30 オリエンテーション
13:30~15;30 講義1 渡辺昭一氏
15:45~17:45 講義2 野々村好三氏
4日(日)
9:15~9:30 模擬試験の注意
9:30~12:00 模擬試験
13:00~14:15 答え合わせ
14:30~16:30 講義3 長江まゆみ氏
講師紹介
渡辺昭一氏・・・試験関連・点字表記(日本点字委員会委員 京都ライトハウス情報製作センター所長)
長江まゆみ氏・・・国語(名古屋市鶴舞中央図書館点字文庫ボランティア)
野々村好三氏・・・視覚障害者福祉(京都ライトハウス情報ステーション職員)
持ち物
筆記用具・点字器または点字タイプライター
点字使用者はテープレコーダー(イヤホン・電池も)を用意
テキスト
「日本点字表記法 2001年版」(各自で準備)
「点字検定試験の対策 過去問題(第13回) 注文できます。
「点字に役立つ国語」 注文できます。
申込方法
以下を記入して、FAXでお申込みください。
氏名 住所 電話番号 使用文字(点字・墨字・拡大文字)
テキスト(第13回過去問ー1000円 点字に役立つ国語ー300えん)の注文の有無
使用器具(点字器・タイプライター)の種類
昼食希望の有無
宿泊希望の有無(アパホテル大阪肥後橋駅前 先着順)
肥後橋からのガイドの有無
質問など
担当:松川なおみさん
FAX:0565-54-1520
☆詳しくは、日本点字技能師協会のホームページでもご覧になれます。
ののちゃんおすすめの講師の方々と講習会内容です。(ののちゃん)
2013年06月02日
どちらが正しい?カタカナ表記

ののちゃんの家に今年も咲いたアマリリス。
一つの球根が増え、25年間咲き続けていますよ。
今日は、「どちらが正しい?カタカナ表記」
点訳をしていると、いろんな言葉に出会います。
ずっと間違えて覚えていた言葉に出会うこともよくあります。
さてさて、みなさんはどうですか?
誤 正
アボガド → アボカド
マニュキア → マニキュア
シュミレーション → シミュレーション
フィギアスケート → フィギュアスケート
アタッシュケース → アタッシェケース
これは、点字技能師試験の外国語のカタカナ表記の問題です。
聞き誤りやすいカタカナ語を正しく表記できる力は点訳するうえで大切です。
また、こんな言葉に出会うのも点訳の醍醐味ですよ。(ののちゃん)
2013年05月14日
未来へ点字をつなげる宣言

未来へ点字をつなげる宣言
先日、点字技能師協会が主催した岩井和彦氏の講演会に、筑波技術大学の学生が3名参加してくださり(お一人は聴覚障害の方)、タイトルに書きました「未来へ点字をつなげる宣言」の発表がありました。
点字は読むこと、書くことができる視覚障害者の文字です。
点字によりいろんな情報を得ること、また伝えることが可能になりました。
最近はいろんな機器の発達により、ますます、その環境は改善されています。
なんといっても、点字を含めて、情報を得る手段を選ぶこともできます。
ただ、その中で、必要な点字がなくなり、不都合な場面もあるようです。
今回、筑波技術大学の学生が、「未来に点字をつなげる宣言」をしました。
この宣言は社会への積極的アプローチなので、宣言の模様はYouTubeでもご覧にただけます。
つぎのURLです。(ののちゃん)
http://youtu.be/FLWyb-0VYsM
2012年11月18日
福島令子氏の講演から

点字技能師 秋の学習会講演
福島令子氏 「私と智の歩いてきた道」
福島令子さんは、福島智さんのお母さんで、「指点字」を見つけた方です。
福島智さんは、現在東京大学教授で、障害学を教え、バリアフリーの研究をしておられます。
智さんは、3歳の時右目を失明。9歳で両眼を失明。
小学部4年生から盲学校に編入学。
智さんは9歳の入院時に点字に出会う。
高等部からは、筑波大学付属盲学校に入学。
令子さんは、点字タイプに挑戦してマスター。
高等部2年生の冬、智さんは聴力を失う。
その頃の会話は、点字で、令子さんは、常に点字器と紙を持っておられたが、たまたま手元にその二つがなかったため、直接智さんの指にタイプを打つ要領で点字を打ったのが「指点字」のはじまり。
智さんは、その後大学進学を目指されますが、盲ろうの智さんを受け入れてくれる大学がない中、東京都立大学が、大学が活性化すると入学を歓迎。
令子さんは、ご自分でも言われていましたが、「サザエさん」のような方で、講演というよりも、みんなとおしゃべりをする感じで2時間の講演がすすみました。「指点字」は今や世界中で使われているそうです。
講演の中で読まれた智さんの詩を紹介しますね。
「指先の宇宙」 福島智
ぼくが光と音をうしなったとき
そこにことばがなかった
そして世界がなかった
ぼくは闇と静寂の中でただ一人
ことばをなくして座っていた
ぼくの指に 君の指が触れたとき
そこにことばがうまれた
ことばは光を放ちメロデーを呼び戻した
ぼくが指先を通して君とコミュニケーションするとき
そこに新たな宇宙が生まれ
ぼくは再び世界を発見した
コミュニケーションはぼくの命
ぼくの命はいつもことばとともにある
指先の宇宙で紡ぎだされたことばとともに
(ののちゃん)
令子さんの凛とした声に送られ、学習会の会場を後にしました。
2012年11月14日
点字技能師 秋の学習会に参加しました!

点字技能師 秋の学習会のため、先月の27・28日と大阪に行ってきました。
遠いところには、なかなか行けないので、大阪での学習会をいつも楽しみにしています。
京都ライトハウスの渡辺昭一氏と日本ライトハウスの福井哲也氏の講義がありました。
お二人とも日本の点字に大きく貢献されている方です。
渡辺氏のテーマは「墨字書の点字化と、利用しやすい点字資料制作との一致点と相違点」
京都ライトハウスの図書制作基準を紹介されながら、読みやすい点字書について話されました。
点訳をしていると、いつの間にか自分流の点訳になり、はたしてそれが読みやすい点訳かどうかわからなくなります。
表点訳についても、いくつかの例を示され、どの点が読みにくいか、どうすると読みやすいかなど、具体的にしめされ、大変勉強になりました。
福井氏のテーマは、「気持ちで書き、心で読む点字~規則依存症への処方箋~」
点訳は墨字を点字にしていきますが、言葉の長さにより、行末が大きく空くことがあります。
福井氏は、そんなとき、読んでいて転びそうになると表現されていました。
また、同じ記号などが頻繁にでると、後ろが騒がしいとも表現されていました。
そのとき、どうするか。
具体的な例をあげて説明してくださり、大変勉強になりました。
お二人の講義を通していえることは、読む人の立場に立った点訳ではないかと思います。
難しいことですが、点訳者の立ち位置を教わった気がしました。
他に学習会では講演がありました。
「私と智の歩いてきた道」と題し、福島智氏のお母様のお話を聞きました。
この講演はまた・・・・。
会場でも、1泊したので、その夜の夕食時でも、いろんな方といろんな話をすることができました。
みんな生き生きと語られ、その一言一言が刺激的で、心に残りました。(ののちゃん)
2012年05月10日
点字技能師についてもう少し・・・

大型連休が終わりました。
みなさんの連休はいかがでしたか?
ののちゃんは・・・・・
終わったので、先日丸亀町グリーンに行ってきました。う~ん!おしゃれ!
それに、自転車を気にしなくていいのは、いいです。 ゆったりと歩きました。
今度は、あのパンを買おう・・・・スープも美味しそう・・・・
そうそう、この写真は、堤防にびっしりと、まるで雪が積もっているように干してある白い海苔網。
ずっと向こうまで・・・・。きれいに洗って干してあります。
連休をはさんでしまいましたが、点字技能師についてもう少し・・・・。
試験までのことを紹介しますね。
受験までの流れ
試験・・・11月中旬
申し込み期間・・・例年7月1日~9月初旬 日盲社協 社内検定事務局へ
墨字資料希望者は、A4サイズの返信用封筒に送付先を書き140円切手を貼って郵送、
点字資料希望者は、同じくA4サイズの返信用封筒に送付先を書き「点字用郵便」と表示
して郵送し、受験申込書を送ってもらいます。
受験申し込み
書類に必要事項を記入し、捺印して、写真2枚を申込書と受験票に貼ります。
受験料振替払込の受領書(コピー)とともに期間内に郵送。
点字で申し込む場合は写真は貼らずに同封。
問い合わせ先
日盲社協 社内検定試験事務局
〒110-0016 東京都台東区台東3-1-6
電話 03-6240-1858
FAX 03-6240-1352

猫ののんちゃん、14年目に入りました。ののちゃんの膝の上で大満足!(ののちゃん)
2012年04月29日
点字技能師ってなに?
点字技能師ってなに?
前回のブログを見ていただいた方が多かったので、今日は「点字技能師」について書きました。
「点字技能師」の資格は、準国家資格で、日本盲人社会福祉施設協議会主催の点字技能検定試験です。
2001年1月、日本初の「点字技能検定試験」が、東京と大阪の2会場に分かれて実施されました。その後、毎年11月の第3日曜日を中心に、同2会場で行われています。今年は13回目になります。
第9回目からは一部合格者制度が取り入れられ、学科または実技に合格した人は、その後3年間合格していない方の試験を受験料半額でうけられるようになりました。
試験は、午前は学科試験、午後は実技試験に分かれています。
学科試験は「福祉」と「点字」の問題が全32問、問題は点字で出題される4択問題です。
実技試験は、点字化問題が3問、校正問題が3問でます。
校正問題は、点字で正誤を示します。
実技試験では、墨字使用者には墨字の問題、視覚に障害のある方には、その状況に応じて、テープや大活字の問題が用意されます。
現在点字技能師は268名、うち点字使用者は112名、墨字使用者は156名です。
もう少し詳しくはまた・・・・。
大型連休に入りました。毎年ですが、どこかに行きたいねぇ・・・・どこも人が多そう・・・・どこか行くとこないかなぁ・・・・
と言いながら、1日が終わります。(ののちゃん)
2012年04月23日
点字技能師の学習会に参加しました!

今、「ハナミズキ」が満開です。あの歌にある「ハナミズキ」です。
赤い花も綺麗だけど・・・ののちゃんは白い花が大好きです。
昨日は始発の高速バスに乗り大阪へ。
点字技能師協会の講演会と学習会に参加しました。
点字関係の学習会や催し物は東京であることが多く、なかなか四国からは参加しにくかったのですが・・・・
大阪なので出かけました。
講演は「点字と私 光と手を失った人生に生きる力を!」
講師は藤野高明(たかのたかあき)氏
日本の点字の市民権を確立された方です。
現在72歳。小2の時、不発弾の爆発で両目の視力と両手を失い、両手がないことで、生家の隣にある盲学校にも入学できず、13年もの不就学の日々を過ごされたそうです。しかし20歳の時大阪の盲学校中学部に編入学をし、そして点字と出会い、猛勉強をして大学を卒業。大阪市盲学校高等部で社会科教員として30年間勤務され、2003年まで、大阪府立大学で講師をされていたそうです。
点字は唇で読まれます。
点字に出会い、本が読めるようになり、体系的な勉強ができたことを、休憩も入れずに語ってくださいました。
また、現在の点字の状況や、役割など、そして点字が市民権を得るに至った活動についても・・・本当に聞き入る2時間を過ごしました。
午後からは「古文・漢文の点訳について」
これは、ののちゃんの苦手な分野で、避けて避けてなんとか今まできましたが、この機会にと、腰を上げました。
朝から座っていた席の隣の方は、大阪の人で昼食も一緒に食べましたが・・・・なんと、講師の方でした。
3時間半、古文・漢文の点訳を教わりました。
あれあれ・・・・、面白い、昔の言葉って面白い。武士の世界になると、漢字が多くなったり・・・・。
NHKの大河ドラマの言葉もわかるかも・・・・。
点訳の機会があれば、楽しく点訳をしたいと思います。
大阪の地下鉄にチャレンジして、なんとか高速バスのセンターにたどり着き、時間がないので、阪急3番街のお店を横目で見ながら帰りのバスに乗りました。(ののちゃん)
2012年03月16日
日本尊厳死協会 点字への取り組み

2012年 3月15日 点字毎日より
誰もが避けては通れない問題として、点字毎日が「点字にこだわる」で取り上げた記事です。
終末期医療のありかたについて報道が相次いでいる。
そんな中で、日本尊厳死協会が、点字資料を充実させ、視覚障害者にも関心をもってもらいたいと呼びかけている。
終末期医療に関しては、個々の価値観、死生観、思想や信仰、信条などがあるだけに、点字のパンフレットなどで自分なりの判断材料を得てもらいたいとのこと。
同協会は、1992年から点字の入会案内や、年4回発行の会報、会員向けの解説書「聞きたい知りたい尊厳死問答集」にも点字版を用意している。
問合せ先
日本尊厳死協会事務局
電話:03-3818-6563 まで
(ののちゃん)
2012年02月01日
せっせと準備しています!

とても、とても寒い日が続いています。
ライトは、2月7日(火)~26日(日)まで香川県立図書館で、「点訳絵本」の展示をします。
ライトが作った「点訳絵本」や、作り方の説明、ライトの活動などなど・・・。
それで、せっせと展示物を作っています。
これは、norimamaさんが、点字新聞で、四季の花などを制作中の写真。
あんまり素敵なので、ののちゃんが見とれています。
他にもいろんな折り紙を紹介しますよ。
展示の場所は、県立図書館の児童書コーナー付近。
県立図書館に行かれた時は、ぜひお立ち寄り下さい。
点字のクイズも用意していますよ。(ののちゃん)
2011年12月15日
「所」の扱い・・・続

「所」の扱い・・・・続・・・
「所」の読み方です。「ショ」か「ジョ」か・・・・・。
図書館でいい辞書を見つけました。
「逆引き広辞苑」。これは文字の読みをさかさまにして引く辞典。
例えば、「しょ」は「よし」で引きます。
ありました。「所」の付く語がいっぱい。読み方も書いてあります。
広辞苑の中にある「所」のつく語が集合しています。
点訳の最終判断は、現在「広辞苑第六版」を参考にしているので、バッチリ!
図書館に行かれた時見つけてくださいね。
他にも、人名辞典や、地名の読み方、山の名前など・・・・。
パソコンでも調べることはできますが、やっぱりこっちかな~!と実感。
図書館に入ると、何か違う匂いがします。
ののちゃんは、本の匂いかなと思っています。
図書館にはいろんなサービスもあって、拡大読書機などの機器、音読のサービス、レファレンスといって、分からないことを調べるサービスなどもあります。近頃は、大活字の本も充実しています。
香川県立図書館や、さぬき市志度図書館には、点訳絵本もあります。
近くに行かれた時、図書館はいかがですか?(ののちゃん)
2011年12月14日
「所」は「ショ」それとも「ジョ」?

点訳や校正をしていて悩むのが漢字の読み方。
特に「所」の読み方は点訳者泣かせ。
どっちでも意味わかるよと言われることは多いのですが・・・・
実際に点訳をしていると、どうしても「所」の壁がど~んとあります。
辞書を調べると、例えば「中継」は載っていても、「中継所」はない。
今、色々の辞書で「所」の付いた語を調べています。
ある辞書には、「ジョ」と読む場合のみ振り仮名で「ジョ」と示されていたり・・・・
また、NHKことばのハンドブック第2版では、NHKの「所」の扱いが示されていました。
しかし、これまた、それぞれに読み方が違う場合もあり、ののちゃんの頭がぐるぐるとまわります。
でも、日本語って面白い。
また図書館に行ってせっせと調べます。(ののちゃん)
2011年10月16日
やっぱり悩む点字表記

2011年 10月13日の点字毎日 堀越さんの記事を読んで・・・・・
今回のテーマは「ああ、点字表記法」!
点訳をしていて悩むのが分かち書き。
分かち書きの規則には、漢字数や拍数で分ける方法と、意味のまとまりで分ける方法がある。
どちらを取るかでいつも悩まされてしまう。
頭では理解している。
例えば、「車椅子」は「クルマ■イス」になって、「車海老」は「クルマエビ」になるのは、「椅子」は2拍だが、漢語なので区切り、「海老」は2拍の和語なので続けて書く。
また、「味噌ラーメン」は「ミソ■ラーメン」になり、「椀子蕎麦」は「ワンコソバ」になるのも、同様に、「味噌」は漢語で「蕎麦」は和語だからである。
でも、「我が」について、「我が」は自立語なので次を離すのだけれど、「我が家」は「ワガヤ」になり、「我が国」は「ワガ■クニ」になるのはいまだに???になってしまう。「我が家」が1語だという理由はあるのだけれど・・・・。
点訳をするには、しっかりしたルールがある方が助かる。
けれど、ここまで複雑にしなくてもという思いもある。
秋の夜長、色々考えながら、点訳や校正をしています。(ののちゃん)